三色体外光の一系統“紅灯”

　埼玉県にある『メダカワールド』の小熊孝則氏が作出された三色体外光の一系統である。

　まず“カブキ”に強い赤色を持った“灯”を交配し、そこから得られた赤色の強い個体と、“あけぼの三色ラメ”ד灯”から得られた個体とを交配して選抜累代を進められた。しっかりとした体外光と濃い紅の表現を見せる姿から、2020年にハウスネーム“紅灯”と名付けられた。

　多色で高い体外光の出現率を持つことから、愛好家だけでなく同業他者でも“紅灯”を殖やしている姿をよく見る。飼い主によってその三色柄は様々な姿を見せる。バリエーションは多岐に及び、その変化の多様さも三色柄を持つメダカの楽しみのひとつで、自分好みの姿を追い求めるのが楽しい。