二歳に向けて 5
さて、二歳会も終わり、最高気温が20度を超えるようにもなっている今日この頃。
恒例の月一身体測定を。
3月 12.3cm→4月 12.7cm
微妙に、本当に微妙にだが伸びてはいる。
横浜の後房総の二歳会も見たが、このサイズの魚は出ていた。
ただ、秋にはそれなりになってないと話にならないだろう。
ミリ単位で伸びてきてはいるものの、残りの期間はやはり1ヶ月1センチをどうにかクリアしたいものだが。
3月 13.5cm→4月 14cm
こちらもゆっくりながら伸びている。
二歳会までに14cm目標だったのでひと月遅いのではあるが、もう少しでもペースアップできれば秋のサイズにできるか??
そしてここからは二歳会に使った魚なのだが…
まず連れ帰った魚だけの舟に塩を入れて様子見。
過去、帰ってから3日目に調子を崩すことが多かったので、そこまでは緊張の日々。
なんとか浮きもせず、餌を求めて動いてもいるので、まずは赤虫を再開。
そして一週間もする頃には人工餌料も元のペースに戻していた。
なにも問題ないように見えていたのだが…
その後季節は着実に春に向かい、気温が20度を超える日があったり。
かと言えば翌日は肌寒いなんて不安定な春先であった。
二週間が過ぎた頃
死亡
前日の夜、水換えをして、翌朝一に赤虫にもきていたのだが、夜には横倒しに浮いてしまっていた。
連れて行ったもう一匹も一緒にいたのだが、こちらはその時点では問題なし。
が、そこそこ日中暖かな日が続くようになった頃
背中を出して浮いてしまった。
以前にもこのような症状の魚はおり、水換えと塩の投入を行うことで数日で回復していたのだが、今回のはなかなか改善せず。
そして一週間ほどでそのまま固くなってしまった。
周りに聞くと、帰ってからすぐに調子を崩し、結局落としてしまったり、問題ないと思って他の魚と一緒にしたら他のもダメにしてしまったという話もあった。
かたやなんの問題もなく、その後に別の会に連れて行っても元気にしてるという方もいたりした。
会に連れて行くということは、少なからず魚への負担にはなる。
病気に罹ることもあるし、それまでに無茶をしていたのが移動などで内臓の変調をきたしたりもする。
ただ、今回はしばらく経ってからのことだったのが悩ましいところだ。寒く水温の低い間はなにもなく、温度が上がったところで異常が表面化したものだったか。
考えられるところは、やはり内臓系か。
気候が不安定で気圧か変わりやすいところへ、十分に回復しきってなかったのを見落とし、人工餌料を食べさせていたのが負担になっていたことが考えられる。
同じメニューで食べていた残し組は変わらなかったのだから、動かした魚の体力的なものも影響もあるか。
ただ、万が一周りに影響する病気だったら、連れて行かなかった魚と一緒にしなかったのは不幸中の幸いというところ。
一緒にして殺していたらとゾッとする。
日々の観察は抜けてはいけないというものであった。