業火
埼玉県の『めだか屋MEDAKER』が作るブラックリム系統のメダカで、ハウスネーム“業火”と呼ぶ。
(“卑弥呼”ד紅龍”)F3×(“五式ヒレ長”ד赤錆”)F2という交配で作り上げられている。“業火”の呼称の由来は、その赤黒い色合いから付けられたもので、“紅薊”や“乙姫”などで見られる独特な黒みの上に乗る赤さを持つ。
伸長するヒレが特徴の松井ヒレ長とスワロー、両方の形質も受け継いでいることから、優美なヒレを楽しむことができる。このヒレは成長と共に伸長するので、飼い込むことでより見事な姿を楽しめる。
こちらは以前に見せていただいた“赤錆”
琥珀系三色ד乙姫”で作られている。渋い姿の魚で、『めだか屋MEDAKER』では「趣味で作っている程度」と控えめであったが、その後、“業火”という姿に進化させていた。オリジナル作りは時間がかかるが、できあがった時の喜びは大きい。