幹之の稚魚たち
大きいのは1センチを超えるくらいになった幹之の稚魚。容器から取り出してみた。
同じ時の兄弟ではあるが、サイズや発色具合は様々である。
背の体外光の乗りもよく、サイズも大きい稚魚。
幹之は成長と共に体外光も伸びていく。いまのサイズでエラ蓋くらいまできていれば、まだ伸びてくるだろう。
体外光が途切れていたり、体の後半部だけに見られるものも。
上の個体はつながるかもしれないが、下の個体はどうだろう?
極端に小さな個体もたまに見られる。
同じ生まれでこの差は、明らかに成長不良になる。いくら食べても育たない個体もおり、稚魚の密度が高いと大きい個体につつかれたりして、途中で落ちてしまうことも多い。
数が多い場合は、成長具合や発色具合を見ながら選別淘汰をして、よりよい個体を残す。
ただ、上見ではわからないこともある。
極端な骨の曲がりは上からでもわかることもあるが、横から見ると微妙な歪みも見えてくる。
綺麗な体形を揃えるには、たまにプラケースなどにとって、横から観察してみるとよい。
良い感じの、きれいな金系体外光ですね~
飼育中の個体の中にもおりますが、頭部が薄桃に透けた感じは何なんですかね?オーロラの血が入っているとなるのかな…