水田周りの植物や水生昆虫
少し前までは冷え冷えとして暖房器具を使っていた気もするが、桜が咲き、そしていきなりの夏日とちょっと驚くぐらいに季節が進んでいる。
田んぼも田おこしが始まり、水が張られたり、田植えが行われているところも見られるようになってきている。
そんな中、田おこしされた場所の端っこで見つけたのがミズニラ
昨年、別の場所ではうまく見られなかったものだ。
少し離れたところにはもう少し育った株
田植えが始まれば退けられてしまうのだろうが、まだまだあるとこにはあるのが確認できた。
まだ時期が早いのか、めぼしい水草などは少なめ。水が張られて少し経てばいろいろと出てくるだろう。
若いサジオモダカ
これも水張り前の場所であった。
山間にある田んぼでは、山側の裾に溜まりがあったりする。
不用意に足を踏み出すと、一瞬で膝まで泥に潜ってしまうので要注意ではある。
ぱっと見はオタマジャクシだらけ。
でもその中で
オタマジャクシを食べようと奮戦するアカハライモリ。
焦れったくなるほど下手くらしかったが…なんとか捕まえていた。
別のとこでは日向ぼっこ中
近くの草の上にはタイコウチ
最初は枯葉かと思った。
泥のついた体を乾かしているようだった。
そして王者タガメ
なんとか出逢うことができた。農薬などが使われると、たちどころに消えてしまう。
こうした生き物が見られる環境は、本当に大切なものだと改めて感じたものだ。
水辺の植物や水生昆虫はこれからが本格シーズン。出かけた先で水辺があったら、ちょっと覗いて見てはどうだろう。
タガメすごい!まだ居るんですね(^-^)
タイコウチはまだ見かけますが。タガメはもう30年近く見ていません(^_^;)