二歳に向けて 6
立て続けに2匹を殺してしまい寂しくなったものの、反省しつつも引きずってはいられないのが実際のところ。
このひと月の間で、季節は完全に春。というか夏?と思わんばかりに暑くなったかと思えば、夜にはまた急に下がったり、いきなりの土砂降りから蒸れという具合に不安定な日が多かった印象である。
天気予報を見て、悪そうなら人工飼料を減らしたり止めたり…先月までに比べると少し食べさせた量が減っただろうか?
そんな言い訳をしつつ、今月の身体測定。
4月 12.7cm→5月 13.2cm
じわりじわりとではあるが伸びてはいる。
が、伸びないよりはマシとは言え、このままのペースでは秋になってもサイズは不十分。餌のメニューや頻度を変えたりとの抵抗を試みるところ。
4月 14cm→5月 14.5cm
ひと月1cmとはいってないものの、ほぼ5mmペースではきている。ただ、それでもこのペースではやはり心もとない。こちらもまずは餌やりを変えてみるか。
そして、5月21日は山梨錦城会の弐歳会へお邪魔した。
会場は今年から新しくなり、南アルプス市の南岳荘の駐車場、そこにある談話室のような室内で行われた。
基本電車移動が中心なので、行き方を調べていると、最寄り駅がない??
近い所で駅から歩くような距離でなし、甲府駅からはバスで30分だが、本数が極端に少ないらしく、さらにバス停からもそこそこ歩くとか…
結局の所、平野良則さんが迎えにきてくれて大助かりであった。
この日は完全に夏。山梨の盆地はさらに暑い。
会場が室内でよかったと思えた陽射しの強さであった。
審査は合議制で行われた。
ここでなぜ突然山梨に?というところだが、実は昨年12月の浜松愛魚会での売り立てで小山さんの魚を競り落としたのであるが、帰ってすぐ、「これも飼ってください」と小山さんがもう1匹魚を送ってくれていたのである。
その魚をお見せする目的もあり、弐歳会へお邪魔することは伝えていたものの、魚はこっそりと持ちこんだものであった。
こちら12月の姿
全長約11.5cm。競り落とした魚とほぼ同じサイズであった。
そして5月の姿 14.5cm
約5ヶ月で3cm伸ばしたもの、バランス崩すことなく頭も少しは付けることができた。あとはやはりもう少し太くするところか。
そして参加した結果
なんと立行司という位置に!?
こっそり嬉しさを噛み殺していたものだった。
滞りなく弐歳会と売り立て、片づけも終わり解散。
昼食後は安藤さん、庄村さんと共に小山さんのお宅へお邪魔した。
そこはもう当歳魚のパラダイス。
お約束のピラニアのように赤虫を喰う光景
ひと池にひと腹分入っているとのことだったが、その数がすごい。
「入りすぎじゃないです? 300くらいかな?」
「500?」
「いやいや、そんなにいないです。200ですよ」
「いつも数多いよねぇ」
「そうかなぁ、もっといるでしょ」
「200には見えないですよね」
「待ってください、確認しますね。あっ250でした」
爆笑
そんなやりとりが多数。どれが誰のセリフかは笑
そしてやはり皆が気になる魚を選ぶ
早速洗面器にあげてプチ品評会
ここでも笑いあり涙あり
あの魚とどこかで会えるか?楽しみである。
なんにせよ、今年の小山さんの活躍も楽しみなものであった。
楽しい時間に混ぜていただき、感謝しきりであった。