行田淡水魚へメダカ撮影! 1

ゴールデンウイーク初日、昨日は埼玉県行田市にある行田淡水魚さんへ出向いた。
昨年もちょうど同じ頃に初訪問させて頂いてから、今回で3回目の訪問となった。

行田淡水魚の小暮さんは、メダカの改良に積極的な方で、その独特な選別眼で、新しい表現のメダカを作出されてこられた方である。

例えば、このメダカ、全身体内光と呼ばれる体内からグアニンが不思議な反射光を見せるタイプと、単に体内光と呼ばれる、背ビレ後方の尾柄部に気持ち青味を持ったグアニン層の反射光を持つものとを交配して作られた全身体内光×体内光である。体の前半と後半のグアニン層の違いが判る面白いメダカである。

こちらは、青幹之メダカでブチを持ったタイプで、それに体内光が入れられている品種である。これは品種としてしっかりとしたもので、品種名があってもいいものだろう。非常に魅力的なメダカである。

こちらは小暮さんが以前から累代繁殖されている灯(あかり)の黄色味、白色味の強いものを選抜して数多く採っているタイプである。
全国の愛好家が、灯(あかり)を使った累代繁殖をされておられるだろうが、実際、自宅でも灯(あかり)を累代繁殖させていたりする。

この灯(あかり)、組み合わせによって様々な変化を見せるメダカで、小暮さんのところで繁殖される灯(あかり)は、既に小暮系になってきているのである。

こちらは灯(あかり)×白ブチから出現したと言われる、メダカである。
今言われる「非透明鱗」タイプである。

今年はこの非透明鱗の三色が昨年以上に注目されそうだが、非透明鱗三色は、幹之メダカの血統をどこかで交配したところから出現するものだが、小暮さんのこのメダカは灯(あかり)×白ブチ揺らいで、灯(あかり)が幹之メダカの血統を持っていることから、出てきたのだろう。小暮さんは多くの赤ブチ、琥珀透明鱗など、交配する相手側には事欠かない方なので、今後が楽しみなメダカである。

こちらは“北斗R”と呼んでいる北斗×琥珀透明鱗の交配によって改良が進められている小暮さんの新系統である。

「赤が進んでしまって、思うようにならない」と小暮さんは言われていたが、透明鱗が入った系統は、尾部は腹面から朱赤色が抜けていってしまうのだが、逆に赤が進んでしまうとは…“北斗R”にもっともっと注目していきたいと思った。

昨日は、更に注目品種がいたのだが、それは次のブログにすることにした!

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