潮溜まりで逢ったウミウシの仲間

海水魚専門店などでもお馴染みのキャラクターであるウミウシの仲間。
小型でカラフル、形もどこか現実離れしているようで、なにかのフィギュアを見ているようだ。

クロスジウミウシ

本州中部以南に生息する派手な種。
より南方にはシライトやキベリといった似た種類も多く、水槽内でもよく目立つ。

動きも陸上のカタツムリと同じように、ゆっくりではあるがどんどん這い進んでいく様子は見ていて飽きないものである。
専門店では海外から輸入されたウミウシの仲間が多いが、潮の引いた磯の潮溜まりなどでも見ることができる身近な生き物でもある。
大潮の日付を確認し、磯遊びに出かけてみればいろいろなウミウシに出会えるだろう。
これからの季節にもオススメである。
ただ、飼育に関しては謎も多い。
特に餌に関してはなにを食べるかわかっていない種類ばかりである。
丈夫なので餌がなくてもすぐに消耗することはないようだが、飼育する際には水槽内に石灰藻などのついたライブロックがあるなど、微生物が沸いているような環境に収容してやりたい。

アオウミウシ

派手な姿のポピュラー種。
角があって、ちょっと頭を上げたようなポーズはなるほど牛っぽいか。

シロウミウシ

形は一緒でも、カラーが変わると全くの別物。

クモガタウミウシ

潮の引いた磯で見るとギョッとする色合いだが、これは体の裏側。
表は周りの岩などに同化してしまう地味な色で、派手な警戒色の腹側を出している。

クロシタナシウミウシ

真っ黒の体を縁取る黄色がなかなかのアクセントになっている。

フウセンウミウシ

身の危険を感じた時など、その名の通り体を膨らませて流れに乗って移動していく、というか流されていくだけか…

ネコジタウミウシ

まるで宇宙人のような顔つき。
熱いのが苦手なのではなく、体の表面がザラザラしているのが名前の由来。

アカボシウミウシ

大きさは1センチほど。
体を伸ばしている時より、ぐっと力を入れてるような姿も可愛らしいものだ。

アカエラミノウミウシ

まさに赤い蓑を被った姿。
そよそよとたな引く姿は手触りが良さそうに思えてしまう。

ムカデミノウミウシ

ムカデらしいゾワゾワとする動き。
アップど見てみれば…
やっぱりゾワゾワする。

これらのほとんどは冬の磯で採集した。
大潮の度に磯へ行き、前回の獲物を海へ戻し、次の獲物を物色するの繰り返し。
これからの春夏ではまた違うウミウシと出逢えることだろう。

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