多肉植物 兎の耳
学名 Kalanchoe tomentosa
自分が多肉にハマったきっかけになったひとつである。
葉の表面が細かな短毛に覆われており、まさにモフモフといった感じであるが、触ってみると剛毛で硬い感じ。
葉に入る黒い縁取りからウサギの耳を連想されるもので、形に葉色、黒の模様のバリエーションもあり、園芸品種が数多く知られる。
パーティラビット
丸みのある大型の葉をしたタイプはジャイアントラビットと呼ばれるが、その中でもピンクがかった色合いを見せる品種。
黒兎耳
比較的細長い葉をした月兎耳と並ぶポピュラー種。バリエーションが多い。
黒兎
縁取りも広く、全体的に黒っぽい品種。
黄金兎耳
ゴールデンラビットとも呼ばれる黄金色をした品種。
これらでもほんの一部の品種であるが、扱う業者や栽培ファームごとの名称もあり、同じような姿でも違う名前で売られていることも多い。
多肉植物の場合、色みもそうだが、草姿や枝ぶりの感じで好みも出るだろう。名前に惑わされず、気に入った株を入手するのがオススメである。
この仲間は暑さや乾燥に強く、葉挿しで殖やすことも楽しめる。ただし、寒さには弱いので、寒冷地や気温が5度以下で続くような時は室内に取り込む方がよい。
一度雪を積もらせてしまったことがあるが、後に大後悔することになったのでご注意を。